vol.82 itoixソックス、他社とどこが違う?実際に履いて確かめてみた

こんにちは、窪田忍です!

今回は実験シリーズ第2弾として、さまざまなシーンでの他社製品との“重さの違い”を、着用前後で比較してみました。

実際の重さと、履いて感じる“体感”はどれほど違うのか。そしてそこから私が何を感じたのか。
ぜひ最後までお付き合いください!

 

 

◆今回の実験内容は?
今回の実験では、以下の3つのシーンで、左右それぞれにitoixと他社ソックスを履いて、着用前後での重さを比較してみました。

 

 

①デスクワーク前後
②練習前後
③13時間の長時間着用前後

 

 

通気性が悪いと汗をかきやすく、靴下はムレて重くなり、不快感にもつながります。これから迎える「梅雨」や「夏」は、まさに汗との戦いの季節。

 

“軽さ”と“快適さ”を強みにしているitoixのソックスが、他社製品と比べてどれだけそれを維持できるのか——。

 

「人に勧める以上、自分が本当に納得しているか」が大切。体感を通して説得力を深めたいと思いました。

 

今回使用したitoixのソックスはこちらの3点です。

 

 

デスクワーク:ラウンドセミロング

 

練習:ラウンドショート

 

 

長時間:5本指ショート

比較対象の他社製品については、デスクワークは有名アパレルGの製品、練習・長時間はT社製品を着用しました。 

では、以下実験の結果になります。 

 

デスクワーク 

まず着用前の重さがこちら。 

使用前でなんと9グラムもの差があり、itoixの軽さが際立ちます。

この日は6時間のデスクワーク。梅雨時期ということもあって、G社のソックスはムレを感じました。一方、itoixはムレによる不快感がほとんどなく、履き心地に明確な差が出た印象です。

アスリート掲示板でも「デスクワーク中の足元の快適さ」は重要視されていますが、それを実感できたのは大きなポイントでした。

では、着用後がこちら。 

まさかの変化なし

汗はかいたつもりでも、重さとしては変化が見られませんでした。
それでも、足元の快適さは作業効率にも直結するため、見逃せない差だと感じました。

 

 

◆②練習

次に、練習前後の差異。 

練習内容は12kmjog、天候は曇りでした。 

練習前の重さがこちら。 

意外だったのは、どちらもほぼ同じ重さだったこと。ただ、T社のソックスはかなりタイトな作りで、圧迫感を強く感じました。また滑り止めがないせいか、少し滑る感覚も。

その点、itoixは滑り止め加工なしでも滑らず、快適に走れるのが特長。滑り止めが必要な他社製品では、そのぶん重さが増す可能性もあります。

そして練習後はこちら。 

練習前後で2グラムの差が出ました。 

T社のソックスは2グラムの増加。数値以上に蒸れと不快感の差が大きく、履いている本人としては明らかに違いを感じました。

 

◆③長時間使用 

 最後は約13時間の長時間使用。外部コーチを務める熊本大学陸上部の試合の日に、移動から帰宅まで履き続けたものです。

(※左右を逆に履いてしまっていたのはご愛嬌)

 

まずは着用前。 

着用前の重さは、5グラムの差。履いた感覚としても、itoixの方が自然で圧迫感が少なかったです。

そして着用後は…

itoixは変化なし、T社製品は1グラム増という結果に。わずかな差ですが、蒸れによる不快感は大きな差として現れていたように感じます。

実際、以前の「糸島110kmウォーク」でも同様の違いを強く実感しました。

 

▼参加した大会レポート記事はこちら▼

こちらでは長距離ウォークで他社製品とitoixの靴下を片足ずつ着用してみた結果をお伝えしています。

◆総括

重さや着用感には個人差もあるとは思いますが、汗による増加は1〜2グラム程度というのが今回の結果です。

…ですが、これを“たったの”数グラムと見逃していいのでしょうか?

ランニングシューズは1グラムでも軽くするために日々改良され、ウルトラランナーはわずかな違和感を排除するためにタグを切るほどです。
私自身、現役時代にはスネ毛を剃ってレースに臨んだこともあります。1グラムに満たない違いかもしれませんが、それすら気になるほど、感覚は研ぎ澄まされていたのです。

疲労がたまると、数グラムの違和感が気になってくる——そんな経験、あなたにもあるのではないでしょうか?

ちなみに、itoixの靴下にロゴが入っていないのも、「違和感を排除する」という理由のひとつ。ロゴを入れると、そのぶん重くなる。だからこそ、本当に必要な機能だけを突き詰めた結果なのです。

 

◆窪田忍の結論

今回の実験からわかったのは、itoixのソックスは、快適さをキープしながら、汗による影響を“最大2グラム”軽減できるということでした。

たった2グラム。でも、それが快適さの差を生み、パフォーマンスを支えてくれるのだと実感しました。
次回の実験シリーズもどうぞお楽しみに!

 


執筆担当

aile RUNNING CLUB 熊本 代表
窪田 忍 (Shinobu Kubota)

◆経歴◆
鯖江高校(福井)/駒澤大学(東京)/トヨタ自動車(愛知)/九電工(福岡)


駒澤大学では、大学三大駅伝に4年間全て出場。
区間賞5回獲得(出雲2回、全日本1回、箱根2回)した他、日本人トップ4回。
出場12回中11回が区間3位以内。
実業団では、2015年・2016年と、トヨタ自動車史上初となるニューイヤー駅伝連覇に貢献。
引退後、小学生〜大人まで幅広い世代の指導を行う他、オンラインにて全国のランナーに向けたレッスンも行なっている。

 

★レッスンへのご相談、その他ご質問等は: コチラ


 

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