こんにちは。aile RUNNING CLUB ビギナークラスコーチの藤井かれんです。
先日、aile RUNNING CLUBジュニアクラスの数名が、藤井翼代表の母校である 佐久長聖高等学校 へ、1泊2日の遠征に行ってきました。

今回の遠征には、ただ練習をしに行くだけではない特別な意味がありました。
今、aile RUNNING CLUBには、「もっと強くなりたい」「全国で戦いたい」「陸上を続けながら高校へ進学したい」と、本気で夢を追いかけている中学生たちがいます。
そんな子どもたちに、
“本当に強いチームの空気”
“本気で夢を追いかけている人たちの姿”
を実際に見て、感じてほしい!
その想いから、今回の遠征が実現しました。
◆藤井代表の母校・佐久長聖高校駅伝部とは?
まず最初に、佐久長聖高校駅伝部について少しお話しします。
佐久長聖高等学校 駅伝部は、全国高校駅伝(通称“都大路”)で全国優勝経験を持つ、日本を代表する強豪校のひとつです。

2008年(平成20年)には、2時間02分18秒という当時の日本高校最高記録で悲願の初優勝を果たしました。
そして、その記念すべき初優勝メンバーとして走っていたのが、aile RUNNING CLUB代表の藤井翼コーチでした。

その後も、2017年・2023年・2024年と全国優勝を重ね、現在も全国トップレベルで戦い続けています。
全国トップレベルの結果を出し続けるチームですが、藤井代表は「佐久長聖高校は、ただ速くなるだけの場所ではない」と話します。
挨拶、礼儀、感謝、仲間を思いやる気持ち。
日々の生活や行動を大切にする“人間力”を、とても大事にしている場所。
だからこそ、全国で戦える選手が育つのだと感じます。
そして、aile RUNNING CLUBの指導にも、藤井代表が佐久長聖高校で学び、感じてきたことがたくさん詰まっています。
競技力だけではなく、人としてどうあるべきか。
仲間への感謝や礼儀、本気で物事に向き合う姿勢。
そういった、今の指導の土台となっている場所でもあります。
◆なぜ、今回の遠征を行ったのか
今回の遠征には、もうひとつ大きな理由がありました。
昨年、aile RUNNING CLUBから初めて、佐久長聖高校へ進学した選手がいます。

(写真=aileRCから佐久長聖へ進学したTくん(右))
藤井代表は卒業後は2度ほど母校を訪れていましたが、ここ数年はなかなか足を運ぶ機会がなかったそうです。
しかし、自分が指導してきた教え子が、自分の母校へ進学したことで、気持ちに変化があったと言います。
「やっぱり嬉しかった。
まさか、自分の教え子が、自分の母校へ進学するなんて思っていなかった。」
ちゃんと頑張れているかな、苦しいことも多いだろうけど、乗り越えられているかな・・・。
そんな想いから、昨年の都大路(全国高校駅伝)にも、10年ぶりに佐久長聖高校駅伝部OBとして京都へ足を運んでいました。
【全国高校駅伝競走大会2025】佐久長聖OB 初全国優勝メンバーゴリラが応援にいってきた
自分が高校時代を過ごし、競技者としても人としても成長させてもらった場所で、今は自分の教え子が頑張っている。その姿を見に行きたい。

そんな想いに加え、今の中学生たちにも、
「こんな世界があるんだ」
「自分もこんな場所で挑戦してみたい」
「高校でも本気で陸上を続けたい」
そんな気持ちを持つきっかけになってほしい。
実際に本物の環境に触れ、自分の夢や将来を考える時間になってほしいという想いから、この遠征が決まりました。
◆1泊2日の遠征と、子どもたちの変化
福岡から長野までは、羽田空港を経由し、東京駅から新幹線で佐久平駅へ向かう大移動。
子どもたちにとっても、簡単な遠征ではありません。
1日目は、動きづくりを行った後、佐久長聖高校駅伝部のクロカンコースで6kmジョギング。

実際に全国トップレベルの選手たちが走っている場所を、自分の足で走る。
それだけでも、子どもたちにとって特別な経験だったと思います。
その後は寮見学もさせていただき、夜ご飯は寮で一緒に食べさせていただきました。

整理整頓された部屋。
時間を守る行動。
食事の雰囲気。
先輩後輩の関係。
走ることだけではなく、生活そのものに規律があることを、子どもたちは肌で感じていました。
2日目は競技場でポイント練習。
練習前の空気感は、普段とはまるで違いました。
「今から本気で練習に向かう」

そんな張り詰めた雰囲気が自然と作られていて、子どもたちも、その空気に圧倒されている様子でした。
◆速くなる”だけではない遠征
今回の遠征で、子どもたちはたくさんの刺激を受けました。
「強いチームって、こういうことなんだ」
そう感じた子も多かったと思います。
ですが、私たちが今回一番感じてほしかったのは、競技力だけではありません。
本気で競技に向き合う姿勢。
仲間を大切にすること。
感謝を忘れないこと。
当たり前のことを、当たり前にやること。
そういった積み重ねが、結果につながっているということ。
そして、自分の夢や目標に向かって、本気で努力している人たちがいることを、実際に見て感じてもらえたことが、今回の遠征で一番大きな学びだったと思います。
◆最後に
今回、このような貴重な経験をさせていただいた 佐久長聖高等学校 の先生方、選手のみなさん、本当にありがとうございました。
そして、遠征を送り出してくださった保護者の皆さまにも感謝しています。
今回の遠征について、藤井代表は
「初めて、aile RUNNING CLUBの中学生を佐久長聖高校へ連れて行きました。
自分自身も久しぶりにクロカンコースを走り、一歩一歩進むたびに、高校時代の記憶が蘇ってきました。

うまくいかず苦しかった日々。
本当にきつかった練習。
でも、“全国優勝”という同じ目標を持った仲間がいたから、頑張ることができました。
改めて、仲間はかけがえのない大切な存在だと感じました。
だからこそ今回、一緒に遠征へ行った中学生たちにも、佐久長聖高校への進学だけを目標にするのではなく、まずは、今aile RUNNING CLUBで一緒に頑張っている仲間を大切にしてほしい。」と話してくれました。

苦しい時に支え合えること。
仲間の頑張りを応援できること。
同じ目標に向かって、本気で努力できること。
そういった経験が、これから先の競技人生や人としての成長につながっていくのだと思います。
aile RUNNING CLUBは、ただ速くなることだけを目指すクラブではありません。

競技を通して、人として成長すること。
周りへの感謝を忘れないこと。
そして、挑戦する心を育てること。
子どもたちが、自分の夢に向かって進んでいけるように。
これからも、そんなクラブであり続けたいと思っています。







