aile ランニングクラブマネージャー兼itoix広報担当のすみよしだいちです。
2022年6月18~19日の2日間、熊本県美里町にて「Red Bull 白龍走」が開催されました。
コロナの影響で3年ぶりの開催とあって、例年以上に参加者が多く、実に約970名のランナーが参加しました。
舞台は「日本一の石段」として名高い釈迦院御坂遊歩道。
1km強の上り坂を走った後は、3333段ある石段をひたすら頂上目指して駆け上がります。
ランナー界隈でも“地獄のようにキツい”レースとして恐れられている一方、取り憑かれたように、毎年出場するファンも続出している、面白いランイベントです。
itoixが運営する、aile RUNNING CLUB(エール ランニングクラブ)からは、クラブ生・コーチ陣合わせて10名が白龍走に参加しました!
各人のイベント参加の感想をご紹介します。
プロランナー
田中飛鳥さん(aile RUNNING CLUBコーチ)
前回大会でも思いましたが、本当に過酷なレースです(笑)。
今回エキスパート部門※に出場し、3位でゴールしましたが、入賞結果以上に学びが多い大会でした。
また、エキスパート部門で1位を獲得された方とお話したのですが、マラソンほど研究が進んでいない階段レースを専門分野として選び、自分で試行錯誤しながら練習メニューを考えたり、身体づくりをされていると伺いました。
自分の取り組みに自信をもち、自分の可能性を信じて貪欲に強くなろうする姿勢には、大変感銘を受けました。
私自身プロランナーとして、自分の限界を決めずに貪欲に上を目指そうと、刺激をもらいました。
※白龍走の大会で指定のタイムをクリアすると、翌年以降「エキスパート部門」と呼ばれる部門に出場できます。一般参加は白い指定のTシャツを着ますが、エキスパート部門に出場する選手には「黒」のTシャツが配布されます。
▼田中飛鳥さんのSNSなどはコチラから
YouTubeチャンネル「田中飛鳥のRUN LIFE チャンネル」
市民ランナー
土肥さん(aile RUNNING CLUBコーチ)
今回一般部門に出場し、2位でゴールできました!なんとか3位までに入賞しよう…と目論んでいたので、aileのコーチの名に恥じない走りが出来て安心しています(笑)
白龍走には初めて出場しましたが、噂通り、いやそれ以上に厳しいコースでした。
特にラストの333段は本当に苦しかったです…。
最後まで登り切る脚力、そして、強靭なメンタルが必要なレースだと痛感しました。
それでも、キツいながらも本当に雰囲気がよく、レースもしっかり楽しめました。
来年のエキスパート部門では、さらに良い記録を目指して勝負していきたいと思います。
市民ランナー
大園さん(aile RUNNING CLUBメンバー)
aileのクラブの代表の藤井コーチから誘われて、まぁ楽しそうだからいいか!と2つ返事で快諾しました。
ですが、レースを終えて思うのは、
1ヶ月くらいは階段登らなくていいやと思えるほどキツかったです。
頑張れたのは正味階段までの登り坂くらいで、自分は最初の100段で「あーもうこれは無理だ…」って悟りました…。
もう二度と出たくない…という想いもある一方で、不思議と1年後にもう一度挑戦してそうな気がします(笑)
来年は35分切りを目指して頑張りたいです!!
エキスパート部門のスタート前。白Tシャツとは一味違う凄みがあります…!
レースが終わったら、皆で階段を下りてメイン会場へ。戻ってくるまでが白龍走です。
授賞式の様子。エキスパート部門1~3位入賞者とゲストランナーの3名がパシャリ!
今年もおおいに盛り上がった白龍走。参加者それぞれにドラマがあり、思い出深いイベントとなりました!
※イベントの詳細はコチラ
WEBライター。9年8ヶ月勤めていた会社を辞めてフリーランスに転身。 趣味はランニングだが、ゲロ弱メンタルゆえによく心が折れる。 時々[ゲロ弱メンタルながらフリーランスになりました]というYouTubeチャンネルで、ボロボロになりながら走る動画を配信している。