
こんにちは。
aile RUNNING CLUBビギナークラスのコーチ兼マネージャーを務めている藤井かれんです。
今回は、2025年7月29日〜8月1日に熊本県・水上村で実施されたジュニアクラスの夏合宿に密着しました!
2025年7月29日、熊本県・水上村。
澄んだ空気と山に囲まれたこの地に、aile RUNNING CLUBジュニアクラスの子どもたちが集まりました。
この日から始まったのは、3泊4日の夏合宿。
自然の中で走り、学び、そして成長する4日間です。
この合宿は、ただ走力を高めるためだけのものではありません。
そこには、「人として成長してほしい」という強い願いが込められています。
今回は、そんなaile RUNNING CLUBの合宿に込められた“想い”を、実際の様子とともにお届けします。
■ aile RUNNING CLUBとは?
aile RUNNING CLUBは、福岡を拠点に活動するランニングクラブです。
もともとは2021年1月、itoixジュニアランニングクラブとして5人でスタート
その後、シニアクラス、北九州・熊本・久留米など複数拠点へと広がり、2022年にはクラブ名を「aile(エール)」へ変更。
現在は100名を超える会員を抱える、九州を代表するクラブへと成長しました。
aile RUNNING CLUB より詳しい活動内容はこちら≫
■ 合宿地は水上村
合宿の舞台は、熊本県球磨郡・水上村。
福岡から車で約3時間半。
数年前から青山学院大学など全国の強豪校も合宿地として選ぶ最適の場所です。
水上村は、クロカン、ロード、トラックに加え、筋トレ、水泳、低酸素・高酸素ルームなど、トレーニング環境が非常に充実していることが特徴です。
さらに周囲にはコンビニやスーパーもなく、雑音のない集中した時間を過ごすことができます。
宿泊は、毎年の合宿でお世話になっている民宿「川原」。
温かいご夫婦の手料理と落ち着いた空間が特徴です。
■ aileが合宿で大切にしていること
aileが合宿で一番大切にしているのは、「人間力を育てる」こと。
「足が速い選手」を育てたいのではなく、
「応援される人」を育てたい。
それがクラブの想いです。
合宿では、“自分のことは自分で”がルール。
洗濯、掃除、配膳、片付けはもちろん、スマホやタブレットも夜から翌日昼までは回収します。
親元を離れ、集団生活を送る中で、自然と責任感や自立心、そして“親への感謝”が育まれていきます。
ときにはトラブルも起きますが、そこから「思いやり」や「気配り」が生まれ、それが“人間力”の土台になっていきます。
■ 原点にある経験と教え
クラブの指導方針の背景には、藤井翼代表の経験と、恩師から受け継いだ教えがあります。
合宿では、毎年欠かさず全員に「練習日誌」を配布し、毎日記入してもらっています。
この日誌には、藤井代表の高校時代の体験が込められています。
藤井代表は、全国高校駅伝優勝経験をもつ佐久長聖高校出身。
3年間、毎日欠かさず起床から就寝までの行動、体調、練習の記録を綴り、自分自身と向き合ってきました。
(※画像=藤井代表が高校時代に使っていた練習日誌)
言語化することで、自分の状態を“見える化”できる。
良い日も悪い日も、書き続けることで未来の自分にとってのヒントになる。
コツコツと小さなことを継続する力が、日誌を書くことで身につく。
これが合宿で必ず日誌を書く理由です。
さらに、恩師・両角速監督(当時の佐久長聖高校監督)から教わった言葉もクラブの指導に生かされています。
「人間的成長なくして、競技力の成長なし。」
高校時代、毎日のように聞いていたこの言葉は、今も藤井代表の中に深く根づいています。
(※画像=両角監督の著書「人間力」で闘う 佐久長聖高校駅伝部強さの理由)
この恩師からの言葉こそが、現在のaile RUNNING CLUB、そして藤井代表の指導方針である
ただ足が速い選手を育てるのではなく、誰かに応援されるような“人”を育てたい
という想いの原点となっています。
■ 日常にも“人間力”を──藤井代表自身も体現
藤井代表が大切にしている「人としての在り方」は、特別なときだけではなく、日々の練習の中にもあります。
「落ちてるゴミ、自分のじゃなくても拾おう」
そんな何気ない一言も、aile RUNNING CLUBが大切にしていることのひとつです。
どんなときでも自分をしっかり持って、まわりの人を思いやれる人になってほしい。
そんな想いを、日々の練習を通して子どもたちに伝えています。
そして藤井代表自身も、その姿勢を日々の行動で示しています。
いまは福岡県と連携し、学校の部活動を地域へ移していく取り組みにも協力中。
クラブの子どもたちだけでなく、これからの時代を生きるすべての子どもたちのために、できることを考え続けています。
■応援される人を育てる、それがaileの強さ
“人としての成長”こそが、aile RUNNING CLUBの強さの源です。
2025年夏、クラブ史上最多となる5名のジュニア選手が全国大会への出場を決めました。
(※画像=県大会で入賞するaile RUNNING CLUBのジュニア)
そこには、毎日の練習と人間力の向上のための、地道な努力があります。
仲間との関わりのなかで感じた気持ちや、小さな気づき。
苦しいときにも、自分をコントロールしようとする姿や仲間と支え合う日々。
その中で少しずつ育まれていく“人間力”が、 aileの選手たちを強くしてくれています。
■ その挑戦を支えたい。itoixの想い
こうして努力を重ねる子どもたちの姿を aile RUNNING CLUBを運営するitoixは、「未来ある次世代を応援したい」という想いのもと、さまざまな形でサポートを続けています。
その取り組みのひとつが、福岡国際マラソンのオフィシャルサプライヤーを務めること。
これは、子どもたちに“本物”を間近で感じてほしいという気持ちからです。
世界で活躍するランナーを目の前にしたとき、「自分もいつか、あんなふうに走ってみたい」 そう思える一瞬が、未来を変えるきっかけになるかもしれません。
走ることで勇気をもらい、自信をつけ、夢を持てるように。
itoixはこれからも、aileとともに子どもたちの挑戦を支え、応援し続けていきます。
国際マラソン2024 itoixから出場選手に送られた靴下はコチラ≫
■最後に合宿のスケジュールを一部紹介します!
【1日目】
・ダム周回(6km〜13km)をグループ分けして走行
【2日目】
・早朝練習
・午前:自主勉強や体幹トレーニングなど
・午後:クロスカントリー(8〜12km)
【3日目】
・トラックでスピード練習
・午後:希望者はトレーニング施設へ(低酸素ルーム、水泳など)
・夜:BBQ・花火
【4日目】
・最終日の午前練習をして福岡へ!

長距離って、正直つらいことの方が多い競技だと思います。
でも、その中で自分をコントロールしたり、仲間を思いやったり、苦しい中でも踏ん張れる心の強さが育ってくる。
そして、そういう姿って自然とまわりの人を動かすんですよね。
「頑張れ!」って応援してもらえるような人になってほしいなと思ってます。
僕自身、高校時代に佐久長聖で教わったのも、結局は“人としてどうあるか”でした。
練習はもちろん厳しかったですけど、それ以上に人間力を鍛えられた。
それがあったから、いまの僕があると思っています。
だから、aileの子どもたちにも、ただ速いだけじゃなくて、誰かから応援される人になってほしい。
走ることで人生が少しでも豊かになって、いつかその人が、また誰かの背中を押してあげられるような存在になってくれたら嬉しいです。
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執筆担当
aile RUNNING CLUB ビギナークラスコーチ&マネージャー/itoix広報
藤井かれん
◆愛用しているitoixの靴下◆
◆資格◆
日本ランニング協会認定ランニングアドバイザー
プロギングジャパンC級リーダー
走り始めたばかりの方やビギナーさんを中心に、ランニングの楽しさを伝える活動を行っている。毎月1回、女性限定の「やさしいランニング練習会」も開催中。
また、ゴミを拾いながらジョギングをする“プロギング”の普及を目指し、プロギングジャパンのメンバーとして福岡を中心に活動している。