vol.70 悪天候のさが桜マラソン2024:大会レポと雨の対策

悪天候の中で繰り広げられたさが桜マラソン

◆大雨により当日まで中止も検討されていた

 3月24日、佐賀市のSAGAサンライズパークを発着点とするさが桜マラソン2024が開催され、全国から集まった約8300人が春の肥前路を駆け抜けました。

例年、さが桜マラソンの時期は春らしい麗らかな天気となりますが、今年は大雨と雷の予報により開催当日の朝まで中止が検討されていました。しかし、ランナーたちの熱い想いが天に届き当初の予報が変わり、悪天候ながらも実施されることとなりました。

 

 

◆大会を彩ったランナーたち

 悪天候の中、大会アンバサダーである三津家貴也さんは、2時間37分という素晴らしいタイムでコースを駆け抜けました。レース中も絶えず応援に応える彼の爽やかな笑顔は、ランナーたちに元気を与えました。

 大会を最も彩ったのは、佐賀市出身でランニング系YouTuberとしても活躍する山田祐生選手。YouTubeチャンネルのランニング食堂【ランニングSHOCK】運営者でもある彼は、2時間2147秒という見事なタイムで初優勝を飾りました。彼の走りは、まさにこの大会のハイライトと言えるでしょう。

 そして忘れてはいけないのが地元実業団「ひらまつ病院」の選手たち。彼らはペースランナーとしてエリートランナーを設定タイム通りにリードし、大会をハイレベルなレースにしました。もっとも速い設定ペースは2時間30分で、さすが実業団選手という卓越した走りを見せてくれました。

 

 

▲会員さんを引っ張る 藤井翼

 

 今回aileランニングクラブコーチの藤井は、クラブ会員の専属ペースメーカーとしてレースに参加。「天気が悪いのは珍しいことです。例年なら気温は体感で20度くらいですが、雨に濡れたことで体感温度は低く、難しいコンディションでした」と振り返っていました。

 

 

◆雨対策とコースの様子

 さが桜マラソンは冬のレースに比べて気温がやや高くなるものの、コースがフラットであるためベストタイム更新を目指すランナーも多く参加します。しかし今年のような天候では、計画通りのレース展開を進めることが難しい状況となりました。

 

▲ポンチョを着て走るランナーたち

 

 元々大雨が予想されていたため、ランナーたちは雨対策を施して当日を迎えました。多くのランナーはポンチョを被り、撥水効果や保温効果のあるワセリンを身体に塗る対策をしていましたが、ランナーたちが想像していない事態が起こります。

 

それは23km手前からの吉野ヶ里歴史公園内のコース。運営スタッフによる懸命の対応も間に合わず、足首まで浸かるほどの水溜まりができていました。

深い水溜まりの中を走る様子は、まさに雨天時のマラソンの厳しさを物語っています。

 

 ▲水溜まり走るランナー

悪天候でのマラソンの靴下選び

◆雨のマラソンで起きる足のトラブル

足が濡れてふやけたまま走ると足と靴下の間で摩擦が起きやすく、靴擦れやマメができる原因になります。

 今回のさが桜マラソンのように、雨や水溜まりを避けることができない状況で足を守るためには靴下選びが重要です。速乾性に優れた靴下を選ぶことで足のトラブルを防ぐことができますが、itoiXの和紙ソックスは今回のような厳しい環境でもランナーの足をドライに保つ設計がされています。

 和紙の持つ「多孔性」という性質により、摩擦の原因とされる「水分」がソックスから高速で排出され、肌との接触面に留まることがありません。

 また、ItoiXの人気商品である5本指ソックスを活用するのもおすすめです。指が個別に分かれている設計により、指先同士の摩擦を減少させることができ、マメや靴擦れの予防につながります。

 

◆雨のマラソンでも快適な足元

雨に見舞われたさが桜マラソンで、前出の藤井はItoiX5本指ソックスを履いてレースに臨みました。「このような環境下でも足に不快感を感じず、そしてマメなどのトラブルなく走り切れたのはこの靴下のおかげ」と藤井は感想を述べていました。

 また、ItoiXのソックスについては先述の三津家貴也さん、山田祐生選手(ランニング食堂【ランニングSHOCK】)にも過去に忖度のない評価をいただいてますのでご紹介します。

 

 

三津家貴也さん

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山田祐生選手(ランニング食堂【ランニングSHOCK】)

 

天気予報に翻弄されながらも、最終的にはランナーたちの熱い想いと、運営スタッフの献身的な努力が報われた形での開催となりました。そして雨や水溜まりなどレース中のさまざまな困難は、参加した全てのランナーにとって忘れがたい記憶として心に刻まれました。これらの試練を乗り越えたことで、さが桜マラソン2024はただのマラソン大会を超えてランナーの心に大きな達成感を残した大会となったことでしょう。

 

 

 

執筆担当

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