Vol.35  ケニア現地レポート ~ケニアの民族紹介~

皆さんこんにちは ItoiXランニングクラブコーチの福田穣です。

今日皆さんにご紹介するのはケニアの民族についてです。

 

 ケニアという国は民族が42種類あって、

日本では1番有名なのがマサイ族ですかね?

よくジャンプをしているのを本やテレビで見た事があるかと思います!

 

民族それぞれに言葉があり、

民族間の言葉は他の民族にはわからないそうで、

アフリカ、ケニアではスワヒリ語が使われている事も有名だと思いますが、

実はそのスワヒリ語も第2の共通言語なんです!

もともとイギリス領だったのでUK英語もほとんどの人が話せます!

そしてケニア人ランナーの90%はカレンジン族という民族なんです。

地域性もあるのか、42種類もあるのに、

他の民族にランナーはほとんどいないらしいのです。

 

リオ、東京オリンピックのマラソンで金メダルを獲得した

世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ選手もカレンジン族です。

 

 

なので、キャンプでも僕と話す時は英語ですが、

選手達で盛り上がってる時はカレンジン族の言葉で話しているらしく、

選手達のマッサージ、ケアをおこなうフィジオのエリックは民族が違う為、

言葉がわからないそうで、

穣と同じで俺も何を言ってるか理解してないよ!!と言ってました!

え?!そうなの?!と僕もとても驚きました!

ありがとう

スワヒリ語 アサンテ

カレンジン語 コンゴイ

全然違いますね!

 

ちなみにチャムゲ!(こんにちは)という挨拶も

カレンジン族の言葉なので、

僕がケニアで住んでいるkaptagatの地域では

チャムゲが普通ですが、

首都のナイロビに行くと

よくスワヒリ語のジャンボ(こんにちは)で挨拶されてましたー!!

 

日本でも方言でたまにわからないものがあったりしますが、

全部がそうだなんて面白いですよね!

今回はケニアの民族についての話をお届けしました。

次回はケニアでのトレーニングについてお教えしたいと思います!

次回もお楽しみに。

 

 

 

 

 

福田穣(JO FUKUDA)選手

プロフィール

中学から陸上を始め、高校2、3年時に全国高校駅伝に出場。

国士舘大学では2年時に全日本大学駅伝、3年時に箱根駅伝に出場。

全日本実業団駅伝には計7回出場。八千代工業陸上部に進み、その後西鉄陸上競技部に移籍。


2016年にびわ湖毎日マラソンで初マラソンを経験。

2017年北海道マラソンで3位入賞、2018年ゴールドコーストマラソンでは2時間9分52秒を記録し3位(日本人2位)をマーク。

2018年福岡国際マラソンで7位に入りMGC出場権を獲得。

2019年MGCでは22位。

同年12月の福岡国際マラソンにてMGCファイナルチャレンジに挑戦し、

オリンピック出場権は逃したものの2時間10分33秒で3位入賞(後に繰り上げで総合2位)を果たした。


2020年8月、西鉄を退社しプロランナーに転向。

世界最強のマラソン軍団『NN Running Team』に日本人初の選手として所属。

パリ五輪を目指し進化を続ける。

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