Vol.101 『KAWADAトレイル』大会参加レポート

こんにちは、窪田忍です!

今回、自身2度目となるトレイル大会であり、私の地元福井県鯖江市で開催された『KAWADAトレイル』にゲストランナーとして参加させていただきました。

その大会レポートをお送りします。

想像以上に過酷なレースとなった今回のトレイル、ぜひご覧ください!

◆参加した背景

今回、この大会に参加しようと思ったきっかけは主に2つあります。

1つは、前回参加した『南阿蘇カルデラトレイル』では、トレイルの走り方が全く分からないまま走った結果、本当にキツい思いをしながらも、なんとなくコツを掴めたような気がしていたからです。

それをどこかで試してみたいという思いは大会後からずっとありました。

そこで、これは2つ目のきっかけにも繋がるのですが、せっかくであれば地元福井県でトレイル大会はないものかと探して見つけたのが、今回の大会『KAWADAトレイル』です。

福井県の、しかも生まれ故郷でもある鯖江市で開催されるトレイル大会があるとは全く知りませんでしたし、そんな大会があるならば出場したいと強く思いました。

大会主催者にその気持ちをお伝えしたところ、快く参加を受けていただけました。

◆KAWADAトレイルの魅力

この大会は、「地域密着型」であるところが一番の魅力でした。ただトレイルを走るだけでなく、地元の文化祭が同時に行われており、ブースも地元の特産品や飲食店が多くありました。

あいにくの天気でしたが、地元の方が多く足を運んでいたのが印象的でした。

 

また、トレイル種目に関しても、”相棒の部”といった、ペアを組んでスタート・ゴールをするユニークな種目がありました。

トレイルの過酷さは身に染みて体験していたので、誰かと一緒に励まし合いながら走るのは心強く、非常に良い種目だと思います。

◆当日の天気

さて、いよいよ大会本番になりますが、前述した通りこの日は雨。

7月の晴れた天気の中で走った南阿蘇カルデラトレイルですら何度も滑ったので、走る前からかなりの恐怖心がありました…。

しかし、逆に言えばこれほど過酷なコンディションでトレイルを走ることも少ないと思いますし、なにより雨だからこそitoixの強みを活かせます。

今回も5本指セミロングでの挑戦。

また、今回はロングタイツやウインドブレーカー、キャップを装備してしっかりと雨と防寒を行いました。

 

◆itoixと雨

ところで、なぜitoixは雨に強いかご存じでしょうか?

その理由は、主にマニラ麻から作られた和紙糸の優れた吸水性と速乾性にあります。

繊維に無数の小さな穴(多孔質)が開いており、これにより水分を素早く吸収する特性があります。地面を踏みしめる動作などで空気が繊維内を移動する際、この多孔質な構造を通して水分がすぐに外へ押し出されます。結果として、肌と靴下の間に水分が留まることがなく、ドライな状態を保つことができます。

この仕組みにより、雨などで濡れた場合でも足がふやけにくく、マメの発生原因となる「水分と摩擦熱」を大幅に軽減できるため、「雨に強い」ソックスとなっているのです。

◆いざスタート

いよいよ雨のトレイルがスタートします。

今回参加した種目は、ショートコースの13km。

前回参加した南阿蘇カルデラトレイルは18kmだったため、比較的精神的には余裕がありました。

前半2kmはアスファルトを走っていましたが、山に入るといきなりの急斜面。

 

さっそく前回の反省を活かし、「がんばらず」に上りました。

…しかし、その斜面の長いこと。

余裕を持って上っていても、距離があるとさすがにキツいものです。

しかも、その急斜面の途中に行く手を阻む倒木。

前半から前途多難で、南阿蘇カルデラトレイルよりもキツいのでは?という思いがいきなり頭をよぎりました。

四苦八苦しつつ歩を進めると、トレイルあるある(?)の細い尾根道。

 

注意書きは福井弁で「尾根道、落下注意やで!落ちたら怪我するザ」と書いてありましたが、落ちたら怪我では済まされなさそうなレベルだったため、笑う余裕は最早ありませんでした。

写真を見てわかる通り、安全のためのロープを掴まないと進めないほどでした。

しかし、本当に過酷だったのはここからでした。

ここからはゴールまで写真がありません。なぜなら、単に雨が理由ではなく、私にとって命の危険を感じるレベルのコースが続いたからです。

◆雨のトレイル、本当の恐怖

雨が降っているため、当たり前ですが滑ることは覚悟していました。

しかし、とてつもない急斜面+細い道に差し掛かった時は、滑ったら本当に怪我では済まされないという恐怖から足がすくみます。トレイルや登山に慣れていない私にとっては歩くことすらままならなくなるのです。

さらには、どう考えても手を使わないと登れない斜面もありました。

その斜面で一番心身にダメージがくるのが、通常の何倍もの力を使って登ったにも関わらず、滑り落ちて戻されることです。

力を振り絞ったのに、進んだ距離はゼロ、最悪の場合はマイナス。通常のロードレースやトラックレースではまずありえません。

その時の精神的ダメージは経験しないと分からないと思います…。

下りが多くなってくると、その逆パターン。

踏ん張りが効かないのではなく、滑って進むこと前提のような斜面ばかりでした。

特にラスト2kmはそれらが顕著で、2km進むのに30分近くを要しました。

そんな恐怖心と闘いながら、2時間をかけてついにゴール。

◆ゴール、そして…

ゴールした時の気持ちは、達成感…ではなく、もうトレイルはこりごりだという気持ちでした。

それほど今回の大会は過酷で恐怖感がありました。

ゴール後、シューズは泥だらけ。

 

そして前回との一番の違いは、全身が泥だらけということ。

肝心のシューズの中はというと、汚れこそあったものの、雨(泥)の中を走った不快感は驚くほどありませんでした。

同じくらいのタイミングでゴールした方にシューズの中の感覚を聞いたところ、滑り止めが付いているのに全然効果が無かった、とおっしゃっていました。

その方が言うには、ソックスとシューズは滑らないのかもしれないが、皮膚とシューズがかなり滑る感覚があったとのこと。

それを聞いた際に、なるほど。という感想を抱きました。

itoixは滑り止めがなくても滑らないと単純に思っていましたが、生地の性質を考えると、皮膚とソックス、ソックスとシューズ、その両方が滑らないということが言えるでしょう。

過酷なレースから、最後の最後に良い話が聞けた気がしました。

とはいえ、今回の大会で、しばらくはトレイルは良いかな…という気持ちになりました。


 

傷心の私に、ふるまいの豚汁が心身に染みわたりました…。

 

執筆担当

aile RUNNING CLUB 熊本 代表
窪田 忍 (Shinobu Kubota)

◆経歴◆
鯖江高校(福井)/駒澤大学(東京)/トヨタ自動車(愛知)/九電工(福岡)


駒澤大学では、大学三大駅伝に4年間全て出場。
区間賞5回獲得(出雲2回、全日本1回、箱根2回)した他、日本人トップ4回。
出場12回中11回が区間3位以内。
実業団では、2015年・2016年と、トヨタ自動車史上初となるニューイヤー駅伝連覇に貢献。
引退後、小学生〜大人まで幅広い世代の指導を行う他、オンラインにて全国のランナーに向けたレッスンも行なっている。

 

★レッスンへのご相談、その他ご質問等は: コチラ


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