和紙布エンジニア:糸井 徹 氏

 糸井 徹氏は、1937年2月生まれ。

フランス エルメス社をはじめとした欧米の著名なブランドに
日本企業として初めて素材輸出、
1984年 ロサンゼルス オリンピックにてアメリカチームユニフォームをデザイン提案し採用される、
世界最高峰のファッション向けテキスタイル展示会 パリ プルミエールビジョンに
日本メーカーとして初めて参加する等の経緯を経て、
25年前に和紙繊維に出会う。

ITOI生活文化研究所を基盤に和紙繊維をスポーツおよび健康的なライフスタイルに
工業化すべく国内外に発信続けている。
同氏が和紙布の働きを初めて確信した商品が itoi x の扱う5本指であった。
シンプルなデザインながらも足肌面にはほぼ和紙が100%当たる様に設計されている、
履けば納得できるソックスである。


テキスタイルエンジニア糸井氏の原点は、父 忠三さんにあった。
忠三さんは陸軍中野学校出身のエリート将校(近衛師団に所属、
太平洋戦争ラパウル戦線で戦死)でありながら、
昭和3年23歳の若さで日本初の自動火災報知機を発明したエンジニアでもあったのです。



忠三さんのノートには、ドイツ語と日本語、
手描き図を使って火災報知機に関する緻密な研究内容が丁寧に記されていました。
糸井氏のルーツから同氏の衰えを知らぬ研究心を再確認しました。

 

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