Vol.25 HOT2020~Autumn~イベントレポート

こんにちは!

本日は10月18日に開催されたイベント
HOT2020~Autumn~についてです!

このイベントはコロナの影響で各地の大会やレースが軒並み中止になり、日頃の練習の成果を発揮する場がなくなりました。

その代わりになるような記録会形式のものがやりたい。と福岡の有志達で企画されたイベントです。 私もその一員として携らわさせていただきました。

子供から大人まで現役ランナーから市民ランナーまで、自己ベストを狙う人から初めて陸上競技場を走る人まで、多くの方々に楽しく参加してもらうことをコンセプトに開催しました。

私はイベントの企画の1つとして1500mの4分切りチャレンジに挑戦しました。

題して「TSUBASA359チャレンジ」
会場の皆さんに楽しんでもらいたい、こんな自分でも感動と元気を与えたいという思いが1番でした。

私は現役を引退して8年になります。
現役時代は1500mをほぼ走ったことがなかったので自己ベストは4分05秒で止まったままでした。
もう生涯で更新することはないだろうなと思っていました。

正直、今の自分に本当に達成できるのだろうか?と不安しかありませんでした。
現役時代にいくら速く走れていたとしても今同じような走りはできません。
ただ、やるからには本気で準備して本気で目標達成できるようにしたいと思い練習をスタートしました。

本格的な練習をスタートしたのは丁度1ヶ月前からでした。
そこから計画的に練習を行い、友人や後輩などにもペースメーカーや練習相手になってもらい何とか予定通り準備を進めてきました。

そして迎えた当日。
何年振りでしょうか。朝から緊張感が抜けずにソワソワしていました。笑
今日だけは現役時代の気持ちに戻ろうと思いました。
しかし、会場に着いて予想外だったのが強風でした。
想像以上に風が強く吹いていたので、これはまずいなと思いましたね。
調子も1週間前が1番良くて、少しずつ下がってきていたので、それも不安材料の1つでした。

アップを始める前まで、正直本当にいける気がしなくて不安しかありませんでした。。。
少し逃げ出したい気持ちも少し。
けど、マイナスなことを考えてもスタート時間は待ってくれません。
まずはしっかり集中することを意識してウォーミングアップをしました。
スタート直前は、自分はできる。必ず4分を切る。気持ちで負けなければ必ず達成できる。と言い聞かせ、スタートラインに立ちました。

レースはペースメーカーが4人、代わりながら着いてくれました。
ちなみに1周を64秒で走り続けると4分00秒になります。
と言うことは64秒かかってはまずいと言うことです。

私のレースプランは下記の通りでした。

63秒
2分6秒(63秒)
3分9秒(63秒)
3分57秒(48秒)

400mは62秒
800mは2分6秒(この1周は64秒)
1000mの通過は2分38秒

この時点で余裕はほぼなくなりました。
予想より早くキツさが襲ってきて焦りました。
1200mは3分10秒(この1周も64秒)
ここはかなりキツくペースメーカーからも離れかけました。

しかしラスト200mからは気持ちだけでスパートしました。
ラスト100mはほとんど覚えていません。笑
そしてそのままゴール。

フィニッシュタイムは3分57秒でした。
8年越しの自己ベスト更新、目標達成、チャレンジ成功です。
嬉しい気持ちよりもホッとした気持ちのほうが強かったですね。
9割はペースメーカーと皆さんの応援のおかげです。

現役引退して8年。こんなに本気になれる時が来るとは思っていませんでした。
自分はまだまだやれると自信にもなりました。

実業団選手ほどのタイムは出せませんが今後も自分なりの目標タイムを立ててしっかり更新していきたいと思います。

もちろんサポートする側でもあるのでそこにも力を入れていきたいと思います。

大きな目標を立てるのはもちろんですが1日1日小さな目標を立ててやっていくのもオススメですよ!
モチベーションを保つのに最適です。
皆さんも是非やってみてくださいね!

〔監修〕itoix公式ランニングアドバイザー
藤井 翼(Tsubasa Fujii)


プロフィール

◯出身校
元岡中学校(福岡県)/佐久長聖高校(長野県)/山梨学院大学(山梨県)

中学3年時には1500m、3000mの2種目で全国大会に出場。
高校は長距離の名門、佐久長聖高校に進学。
チームメイトにはNIKEの大迫傑がいる。
個人種目では3000mSCを専門とし、3年時のインターハイ北信越大会では当時の長野県高校記録となる8分57秒をマーク。その後の全国インターハイでは優勝した留学生に次ぐ日本人トップの2位に入る。
冬の全国高校駅伝では日本人チームの高校歴代最高タイムで総合優勝。個人でも5区(3km)を8分24秒で走り区間賞。これは現コースになってから最も速いタイムであるため、コース新記録という扱いになっている。

◯保有資格
日本体育協会公認スポーツリーダー/日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ

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